CONTEMPORARY HAWAIIAN MUSIC FILE

JOANNE MILES/What's Come Over Me

	1.Livin' It Up 2.Everyday 3.I Fall(More In Love Whith You) 4.Wha's Come Over Me 5.Everybody's Talkin' 6.Changing 7.I Can't Stop My Hearts 8.Separately 9.If I Lose You Now 10.Shy Boy
Produced By Phil Galaura,Mark Santos & Joanne Miles Executive Producer By Sakae Ross,World FM Net Work & Joanne Miles Lead Vocals:Joanne Miles Guitar:George Krischke,Zanuck Kapala Lindsey Keyboards & Sequencing:Mark Santos Sax:David Choy Background Vocals:Adney Atabay,Joanne Miles	CD : Island Jam Records (IJRCD-70001/1994)
1994年、アイランド・ジャムレコードからリリースされた、ジョアンヌ・マイルスのデビューアルバム。アイランド・ジャムと言えば、ノヘラニ・シプリアノ 『What's Going On』 やK.K.カミナカ 『One Heart』 などのコンテンポラリーなアーティストを抱えている注目のレーベル。彼女は翌年リリースされたAt Second GlanceのアルバムでLance Jyoと＜True To You＞をデュエットした事でも知られる人です。(このデュオの裏にはMark Santos & Phil Galauraという同じプロデューサーが関わって実現したもの） ソウルフルでダンサブルな＜Livin' It Up＞からエンジン全開、キャッチなダンス・ビートに思わずにんまり、George Krischkeをフューチャーした豪快なギターソロが実に爽快です。お薦めはバーブラ・ストライサンドを彷彿とさせる、タイトル曲の＜What's Come Over Me＞や＜If I lose You Now＞。これらのスロー・バラードで見せる妖艶さは素晴らしいの一言に尽きます。ダンス・ビートにのせた歌声も魅力的でありますが、バラードでの妖艶さが彼女の最大の魅力といえそう。 トラディショナル全くなし、全編コンテンポラリー溢れる作品ですが、トロピカルなテイストが感じられ無い所はハワイ・ミュージック・ファンとしてはちょっと残念です。 #レインフォードアソシエイツから国内盤仕様となって発売されていました。
[18/May/99]