Hot News/Aug/2000

New Release
夏本番!!この夏ビーチで聴きたいワイハものをご紹介〜。

★はコンテンポラリー度、トラディショナル度を表示 ★が多いほど高い事を示しています。
すいません、あくまでも個人の主観です。



Haleakala/Haleakala
A Good 'Ol Hawaiian Production (Rainbow Records PR2001/CD)


コンテンポラリー度:★★☆
トラディショナル度:★★★☆

Haleakalaの幻のデビューアルバムがまさかのCD化。
オリジナル・リリースは72年、彼らのバンド名、ハレアカネとはマウイの火山のこと。オリジナル・メンバーは、Gino Young, Benny Sks, Alika Kalauli, Sam Vera Cruz, Imaikalani Youngの5人。
70年代初期に制作されたアルバムなのでちょっとサウンドが古いかな?って印象、レニューリアやテンダー・リーフあたりを期待するとちょっと厳しいかな...名曲<Honolulu City Light>や彼らの代表曲<Lahaina>は推薦曲。ファンキーでソウルフルなアレンジがいけてます。からっと晴れ渡ったビーチの木陰でお昼ねする時のBGM に流したいハレアカネ、きっと波の音と心地よい調べを奏ででくれることでしょう!もろトラディショナル入った曲もありますのでハワイもの初心者の方は充分お気を付けください。


The Saltans/I Couldn't Say Goobye
Jor Dantown Records(2000/JTR2001/CD)


コンテンポラリー度:★★★☆

久しぶりに覗いたアメ村のタワー・レコード、ハワイのコーナーでふと手にしたCD。The Sultans?垢抜けないジャケット、、、、裏返すとジェームス・ブラウンそっくりのFrankoとアメリカのコメディアンみたいなJ.Michaelsの写真。こりゃハズレかなと棚に返しかけた時、収録曲をみて?????ピーター・アレンで有名な<Fly Away>?、スカイラークの<Wildflower>?の2曲が!でもそれ以上の手がかりなし、まさか?とさんざん悩んだ果てに後でほしくなりそうな気がしたので購入。早速気になる2曲をチェック<Fly Away>は残念ならが同名異曲。でもこの曲もコンテンポラリーしていて心地よいこと。そして問題の<Wildflower>はあのデヴィッド・フォスターが在籍していたスカイラークのヒット曲そのものでした。The SultansはFrankoとJ.Michaelの二人からなるヴォーカル・ユニット。収録された曲には自作のものはなく、ランディ・ニューマンやアルバート・ハモンドの曲をカバーしています。先のFrankoはサモア系、ヘンリー・カポノを彷彿とさせる歌声が印象的。一方のJ.Michaelsはソウルフィーリング溢れる歌い回しがうり。最近売り出し中のSAX奏者デヴィッド・チョイを配した前述の<Wildflower>はかなりの出来といえそう。エロチックな音色がたまりまシェーン。SandeeとJ.Michaelsの熱いデュオが聴ける<You Are The Love Of My Life>もお薦め。

Genai/Heavens Not So Far Away
Videoarts Music(2000/VACM-1159/CD)


コンテンポラリー度:★★★★☆

あのジェナイが帰ってきた!新たにロビー・ダンジーをメンバーに加え3人のユニットとなったジェナイ。
今回はオリジナル曲を中心に、もちろんコンテンポラリーなカバー曲も取り揃えカラフルなトロピカルなサウンドを届けてくれました。ジェナイが3曲、新メンバーとなったロビーが7曲でヴォーカルを務め、新生ジェナイ・サウンドが楽しめます。カバー曲はビリー・ジョエルの<素顔のままで>、シャーディの<キス・オブ・ライフ>、アントニオ・カルロス・ジョビンの<コルコバード〜ハウ・インセンティブ>の3曲。
この夏、ヘビーローテーション間違いなし!

[01/Aug/2000]