突然発表された葛飾シンフォニーヒルズ・モーツアルトホールでの公演。嫌でも悪夢の「ブリッツ」が思いこされ、からっぽだったらどうしようと心配したけれど、そんな心配はご無用。ベニューは2階席の後方に少し空きが散見、ほぼフルハウスでいい感じでした。久しぶりのホール公演は見所聴きどころ満載、ビルボは75分のコンパクトなものだけど、かなり内容の濃いものでした。
オープニングから、メガトン級のオープナー!一瞬なにが起こったのか、錯乱してしまった(笑) まさか、まさかの<Special To Me>!!!
日本独自のシングルでもあるこの曲。これを聞きたいと多くのファンからリクエストがあったにも関わらず、「歌詞が幼いから」との理由で長きにわたり封印してきた曲。一体なぜ今?!先生の心境の変化?それとも誰かの進言(笑)
理由はどうであれ、名曲がセットリストに加わった事に拍手喝采です。
前半はいつもの鉄板曲<Stay With Me><All Or Nothing At All>等を揃え、安定したボビー節を聞かせる。ボズに提供したヒット曲<Heart
Of Mine>でのソロはいつものピアニカではなく、ギターソロを披露。これが哀愁漂っていて実にかっこいい。
2011年からツアーに参加したSaxのアンドリューのソロ・パフォーマンスは既に貫禄充分。続く<風シル>には、今宵一番の歓声が!いつ聞いても名曲ですね。
後半に入ってから久々に登場した<Take Me Back To Then>、<Don't Give Me bad News>、<First Time>の流れは圧巻。
<Back In The Fire>で一旦〆て、アンコール定番曲<At Last>のヴォーカル廻しのエンディング。
全17曲、クラブでは味わえない尺のステージに再満足。