Perfect Island NightsTour 2005
Blue Note Tour
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10/13(木)〜14(金) ブルーノート名古屋
10/17(月)〜22(土) ブルーノート東京 (19日はOFF)
10/25(火)〜27(木) ブルーノート大阪

Bobby Caldwell(vo)
Jean McClain(vo)
Christian Ebner(vo)
Patrick Lamb(sax)
Mark McMillen(key,vo)
Carlyle Barriteau(g)
Roberto Vally(b)
Johnny Friday(ds)
Richard Mclntosh(En)


Set List

1.Staircase 

2. Call Me Up 
3. Crazy For Your Love 
4. Heart Of Mine 
5. Our Day Will Come 
6. I Need Your Love 
7. Don't Worry 'Bout Me 
8. What You Won't Do For Love 
9. Where Is Love 
10. Can't Get Over You 
11. All Or Nothing At All 

encore
12.At Last。



2005年10月下旬のライブレポートがなかなかアップ出来ないで年を越し夏になってしまいました。(汗)
このままだと2006年のレポートの方が先になってしまいそうなので、薄い記憶を辿ってレポートしてみます。

2004年12月上旬、プライベート来日していたボビーと再会。家族に囲まれ終始ご機嫌なボビーはステージとは全く異なる温和な表情をみせてくれました。丸2日間一緒して、かなり緊張の連続でしたが、ファンとしての最高の時間を過ごす事が出来ました。ご家族と一緒ブランチしたり、ツインズのお誕生日が近いので、ボビーと一緒にお誕生日ケーキを予約しに行ったり、極めつけは六本木にあるライブハウスへ行き少し早いお誕生パーティーに参加させて頂きました。そこでなんとボビーがステージに上がるって言い出して、飛び入りのステージが実現!まぁーなんと贅沢な!!偶然来ていたオーディエンスもこれにはびっくり仰天。ツインズへ粋なバーズディー&クリスマス・プレゼントと成りました。
披露された曲はビートルズの<Eight Days><No Reply>の2曲。


2005年10月に仕事でNYへ行くことを伝えると、丁度その頃ボビーもベガスからニュージャジーへ引越しすると聞かされ、それなら家に遊びにおいでと誘われたのです。10月にはボビーと再会できる、それもNYで?!期待しながら過ごす事半年。まさか来日と出張がブッッキング?と心配していたら、嫌な予感的中〜。(泣)
私は26年ぶりのNYだというのに、来日スケジュールと見事に重なってしまいました。ボビーが日本に着くや否や私がNYだなんて、そんな悲しい話は無いでしょう。唯一の救いは辛うじて大阪公演だけは間に合う事。後ろ髪を引かれる思いでNYへ行き、10日間の仕事を終えNYからホームタウンまでの10数時間のロングフライト。ボビーが来日の際に味わうジェットラグを体験し帰国。仕事の疲れとジェットラグでヘロヘロ&ヨレヨレの最悪なコンディション。NY滞在中はボビーの事が気になってBBSを見てライブの様子をチェックしたり、ファンの方からライブレポートを頂いたりでボビーの体調の悪さを知っていたのでかなり心配でした。そんな極限のなかで2ステージを3夜連続で観たのですが、これは正直疲れました。

帰国してから全く休無しで昼間はレギュラーの本業の仕事をこなし、夜はブルーノートへ通うという強行スケジュール。
25日は私にとって初日となるステージ。この日も喉がかなり辛そうで、ステージ上の表情も険しかったです。東京公演を見た人に言わせると比較にならないほど、状態は良くなっていたようですが、まだまだ本来の調子ではなかったです。しかし日を追うごとに良くなり最終日は完璧な状態に回復していました。

今回の見所は新曲と新メンバーのパフーマンス。バンマスのマーク、コーラスのジーン&クリスチャンは今までのまま。
バンドメンバーの変更はギターのトミー・Vがカーライル(2000年に『Native Sun』をリリース)に、ドラムスはラス・ミラーからジョニー・フライディ(トム・スコット、ナタリーコールのツアーに参加)に、ベースはジョンから4年振りにロベルト・ヴァリーに、サックスがジョージ・シェルビーからパトリック・ラム(ダイアン・シュア-のツアーに参加、リーダーアルバムも4枚リリース)になり、新生バンドがボビーと共にどんなパフォーマンスを見せてくれるのかとても興味深い所。

オープニングはマーク・マクミレンのインスト曲<Staircase>で幕開け。
会場が熱くなった所でボビーが<Call Me Up>で颯爽と登場。2003年のステージでも披露されたお馴染みの曲ですね。あの頃日本の携帯電話会社のCF曲として交渉していたようですが残念ながら実現しませんでした。続く<Crazy For Your Love>はボビーもお気に入りのバラード、新曲を披露した後に<Heart Of Mine>へ。このピアニカソロもこの上無く美しかったです。
中盤にボッサ調の<Our Day Will Come>、トム・キーン作ミディアム・バラード<I Need Your Love>の新曲を披露。中盤では一転してジャジーな<Don't Worry 'Bout Me>で会場を魅了。やはりブルーノートにはAORよりこの方が数段映えます。
後半戦はお約束のパトリックの熱いブローを利かせたサックス・パフォーマンスに間髪入れず20th Vre.<What You Won't Do For Love>。あのイントロが流れるや否や会場は異常なほど盛り上がりますね。<Where Is Love>はここ数年のステージ定番曲、ライティングがメロディーとユニゾンするステージングは何時見ても痺れます。ラス前哀愁漂う<I Can't Get Over You>はアルバムの中では地味な存在ですが、ステージ栄えする曲、大ラスはお約束のパーティソング<All Or Nothing At All>、アンコールはメンバーでソロを廻すお約束の<At Last>でお開き。
『Perfect Island Night』を携えて初のステージ、5曲も新曲を披露してくれたボビーに感謝です。


with Bobby Caldwell with Richard Mcintosh
with Patrick Lamb with Carlyle Barriteau

素晴らしいサックスを披露してくれたパトリック・ラムは4枚のリーダー・アルバムをリリースしている実力派のアーティスト。彼のサイトも是非チェックしてみてください。



パトリックの最新ワークス

Tribute To Ray Charles

1. Olivia Warfield & Paul Delay: Hallelujah, I Love Her So
2. Kristina Michelle: Hard Times
3. Andy Stokes: I've Got A Woman
4. Linda Hornbuckle: Georgia On My Mind
5. Duffy Bishop & Andy Stokes: Night Time Is the Right Time
6. Patrick Lamb: Let the Good Times Roll
7. Sweet Baby James Benton: Come Back Baby
8. Linda Hornbuckle: Unchain My Heart
9. Duffy Bishop: You Don't Know Me
10. Norman Sylvester: What I Say
11. Lee Garrett: Mess Around


9月にナッシュビルにてこのアルバムのライブが開かれボビーも出演します。



September 21,22,23 - Nashville, TN - Nashville Symphony A Tribute to Ray Charles
Bobby is pleased to be a part of this special tribute to the legendary Ray Charles which will be held at the Nashville Symphony's Schermerhorn Symphony Center.Showtime is 8 pm each evening.For ticket information, please contact the
Nashville Symphony at 615-783-1212


[19/Aug/2006]


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