Smooth Jazz Cruises 2007

Live Report of CD 101.9 - Smooth Cruises
New York City
Wednesday, June 27, 2007
Pier 63 - Chelsea Piers, West Side Highway & 23rd St.
Showtimes: 6:30PM & 9:30PM
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Bobby Caldwell(vo)
Jean McClain(vo)
Patrick Lamb(sax)
Mark McMillen(key,vo)
Carlyle Barriteau(g)
Roberto Vally(b)
Johnny Friday(ds)
Richard Mclntosh(En)


Set List

1.Call Me Up
2.Crazy For Your Love
3.Walk On By
4.Our Day Will Come
5.I Need Your Love
6.What You Won't Do For Love
7.Stuck On You
8.Beyond The Sea
9.Where Is Love
10.In The Afterlife
11.Heart Of Mine
12.Janet
13.All Or Nothing At All

14.At Last

行って来ました!ボビー・コールドウェルのハドソンリバー・クルーズ・ライブ♪
いつかボビーのステージを本番アメリカで見たいと思っていましたが、そのチャンスが遂に巡って来ました。1999年にラスベガスまでボビーを追いかけ『ラット・パック・イズ・バック!』と言うボビー主演のミュージカルを海外で見たことがあっても、通常のライブは未だ叶わず状態でした。
ここ数年春になると纏まったお休みを貰ってハワイへ行くのが恒例となっていたのですが、今回の休暇はニューヨーク。というのは昨年もこの船上クルーズに行きたかったのだけど、なかなかインフォが出なくて痺れを切らして、ハワイ行きのチケットを手配した途端にフィックスしたというなんとも歯がゆい擦れ違い。なので今年はじっと我慢、毎日のようにオフィシャルサイトを確認という地味な作業をしていたら遂に決まったとの情報を発見!
待ってましたとばかりに休みを申請し、ニューヨーク行きの飛行機とホテルをリザーブし、ライブのチケットをツアーマネージャーのジャックさんへお願いメール、即効で「ゲストリストに載せておくから心配するな」との返事。なんと段取りの良いこと。(笑)

ここ数年ニューヨークへは定期的に仕事で行っているので、多少の土地勘もあり東京へ行くノリ、溜まりに溜まったマイルで往復JALのシーズン(ビジネスクラス)をリザーブ。
着いた当日の夜にクルーズはキツイので一日早くNY入りして体調を整えてライブへという算段。6月26日成田発19時35分のJAL008便で一路NYCへ。12時間のフライトもフルフラットシートなら全く苦になりません。同じフライト時間でも短く感じますね。ディナーもその辺のレストランよりもずっと美味しかったです。 「映画を見るぞ」と意気込んで「ゾディアック」を見始めたんですが、途中で意識が薄れ気が付けば到着1時間半前、寝すぎやちゅうねん。>自分
入国審査もスムーズ、荷物をピックアップしタクシーでミッドタウンに位置するキタノホテルへ。
チェックインするや否や、まずは前哨戦となるラリー・カールトンが出演しているブルーノートへ向かい10時半からのセカンドステージを見てきました。 ラリー、いい歳の取り方してますね。1時間半のステージ、かなりブルージーなセットリストでした。
話がそれました、、、そして当日

6時半からのスタートなのですこし早めにピア63へタクシーで向かったのですが、この時間帯ってマンハッタンは渋滞がひどい。歩いて行くには遠すぎ、じっと我慢しかありません。
なんとか乗船の時間に間に合いチケットブースへ。そこには乗船待ちの長蛇の列!
正直アメリカでの人気は?と心配していたのですが、、、こんなに沢山のファンがいることになんだかとても嬉しくなりました。日本でしか知名度が無いとよく言われますが、本国でも知名度は高いです。しかしオーディエンスの年齢層はかなりお高めですが。


ジャックさんにチケットを頼んだのですが、ゲストリストに載ってるか確認するまでは心配。
どきどきで窓口で名前を告げると、ちゃんとありました『な・ま・え』
ゲストなので乗船は最後尾で乗船待。ふと舳先を見たら見覚えのある人影。よく見るとボビーはじめバンドの面々、そこは楽屋になってました。OK!楽屋発見〜。

乗船は後ろから一旦2階部分へ上がり、また1階へ降りなければならずかなり面倒。そこはドリンク&フードフローアーとなっていてメインステージは中央の階段を上がったとろこ。既にシートは満席状態だったけど、なにせ一人は身軽。ステージ正面、サウンドボードの横に空席を確保。開演を待っていたらボビーのファンから突然声をかけられびっくり。いつも私のWebを見てるんだって。いくつかボビーとのツーショットの写真を載せてるから分かったみたい。ネット恐るべし、、、(笑)
隣り合わせたおばさんが「席をみてやるからドリンク買ってきな」と親切なお言葉。ドリンク・カウンターへ降りていったらサックス奏者のパトリック・ラムにバッタリ、楽屋へ即効拉致され、思いも寄らぬ形でボビーと再会。丁度開演10分前だったので先生はお着替え中。なんと間の悪い、、、ボビーとハグする前に奥様のメアリーさんが『よく来たね!元気?』とハグ。そうこうしている間に船が動き出し『ショウの後でね』となり、いよいよクルーズの開始、慌しい再会となりました。

クルーズはピア63から出航して、リバティー・アイランド(自由の女神)で折り返す約2時間強のクルーズ。(6時半、9時半のスタートの2ステージ) 勿論、両方ね。

オープニングは最新アルバムから<Call Me Up> 折角、ローレンちゃんが来ているのだからCDようにテレホン・セグメント入れたらいいのにね、と一人マニアックなことを考えてました。
続く2曲目も新譜から<Crazy For Your Love>を。今ボビーが一番気に入ってる美しいミディアム・バラードです。
熱いサックスソロからスタートする<What You Won't Do For Love>はイントロが流れ出すと会場がどよめく、私この瞬間が一番好きなんです。日本と違ってオーディエンスが一緒に歌いだすと一体誰のライブ?って事になります。その歌声ったら教会のクワイヤーみたいです。日本では体験できないですね。
一変して今度はジャズセットへ。<Stuck On You><Beyond The Sea>の2曲で暫しクールダウン。後半は舞台栄えする<Where Is Love>、新譜から<In The After LIfe>を。後者のギターソロ、今宵もばっちり決まってました。
ボビーの代表曲といえば<Heart Of Mine>、まさにパーラメントのCFの世界。マンハッタンの美しい夜景眺めながら聴く<Heart OF Mine>は最高。だってこれを体験する為にニューヨークまで来たと言ってもいいくらいです。エンディングは炎の<Janet><All Or nothing At All>のパティーソング、勿論会場はヒートアップしオールスタンディングのディスコ状態。愛娘のローレン&ケイティちゃんは最前列で踊ってました。


鳴り止まない拍手に迎えられアンコールの<At Last>へ。
この曲では50'sのダンスパーティみたい、まるで「バック・ツー・ザ・フュチャー」の深海パーティやん!しかしアメリカ人の陽気さにはびっくりです。あれだけ踊って歌ったらざそ楽しいことでしょう。同じセットリストでもオーディエンスのノリでこうも変わるのかをしっかり体験してきました。
ショウ終了後、再び楽屋へ。ボビー先生は何時になくご機嫌で、それもそのはず、美しい奥様、キュートな娘さんが一緒。今の自宅からは車で1時間半くらとの事。またNYはボビーの生まれた所ですからね。
奥様のメアリーさん、娘のローレンちゃん&ケイティちゃんも「東京で一緒に食事したよね?」と私の事を覚えてくれていて感激でした。ローレンちゃん、かなり大人になっていて「ドキリ」とする位。可愛い日本語が印象的でしたよ。



コーラスのクリスチャン・エブナーが不在でしたが、それ以外は不動のメンバー。
このメンバーで12月にはビルボード・ライブに来てくれます。キーボードのマーク・マクミレンはエリック・べネイ、マイケル・パウロらと9月に来日との事。これもチェックしないとね。




[06/Jul/2007]

Many Thanks to Mary Caldwell,Lauren Caldwell and Jack White.


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