Bobby Caldwell JAPAN Tour 2011に初参加している、インテリジェントなSaxophonist、Andrew Neuのセカンドアルバムがこの『In Clear View』(07)
ここ数年ジャパン・ツアーに同行するメンバーに変化は無かったのですが、メインラドでは経費削減(?)で、ライブが開催される地域によっては、ミュージシャンを現地調達へシフト。Parick Lambはポートランド在住、経費がかかるのでイースト・コーストでのショーには声がかからず、近年はこのAndrewの名前を見かける事が多くなってました。なので近い将来Bobbyに同行かなと思っていましたが、こんなに早く来日とは驚きです。
彼の最新作(09年)『Try Something Neu』ではBobbyが<Next Time>を提供、そして自らリードヴォーカルを取ると云う惜しみないバックアップが記憶に新しいですね。
近年Bobbyのこのようなセッション・ワークが見られない状況のなか、ここまでBobbyが協力するというのは相当お気に召した現れでしょう。あのPatrickや親友Markでさえそこ迄の協力をして貰っていないのにね。
#Markのアルバムにコーラスやインストでクレジットされると、強力なセールスツールになるのにな。
最新作でAndrewを知り興味を持っていたので、どんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみでした。
流石先生のお眼鏡にかかったプレーヤー!またお気に入りのSaxophonistがまた一人増えた。
さてこのアルバムですが、彼のセカンドとなるものでBrian Brombergをプロデューサーに迎え、Jeff Lorber、Dave Weckl、Craig T. Cooper、Vinnie Coliuta等がクレジットされ、イーストコーストな陰影や湿り気は全くなし、からっと乾いたウエストコーストの香りを届けてくれます。
美メロのオリジナル曲にAOR系カバー曲を織り交ぜた程良いブレンド具合。
Kool & The Gangの<Celebration>、Stix <Babe>やLionel Richie<You Are>等ナイスな選曲、秋晴れのドライブのお供にどうぞ!
欲を言えば、数曲のガツンとしたヴォーカルナンバーがあればなお良し。
会場で手売りしていますので是非チェックください。