Soul Survivor Tour '95
[INDEX] [PROFILE] [DISCOGRAPHY] [COVER SONGS] [SESSION WORKS]
[LIVE REVIEW][FILM COMPOSITION] [PARLIAMENT CF] [MAGAZINE]


Set List


1.Walk On By
2.Don't Lead Me On
3.Fools Rush In
4.Your Precious Love
5.What You Won't Do For Love
6.Once Upon A Time
7.Real Things
8.Heart Of Mine
9.Sherry
10.One Love
11.Where Is Love
12.Let It Be Me
13.Cry
14.All Or Nothing At All
15.Stuck On You
16.Beyond The Sea
17.All The Way
18.At Last
19.Janet

Encore
20.Come To Me
21.Back In The Fire

BAND
Bobby Caldwell (vocal)

Mark McMillen (p,key)
Land Richards (dr)
Tommy V (g)
Arno Lucas (per)
Stan Sargeant (b)
Michael Lington (sax)
Jean Mcclain (b-vo)
Leslie Smith (b-vo)


Soul Survivor Tour '95/Tour Schedule
BOOKLET '95 12/2 19:00 東京・中野サンプラザホール
12/3 17:00 東京・渋谷公会堂
12/8 18:30 浜松・アクトシティ浜松
12/9 19:00 名古屋・愛知県芸術劇場
12/11 19:00 富山市公会堂
12/13 19:00 大阪・フェスティバルホール
12/14 19:00 松江・島根県民会館
12/15 19:00 福岡サンパレス
12/18 19:00 札幌・北海道厚生年金会館
12/20 18:30 東京・中野サンプラザ
12/21 18:30 東京・中野サンプラザ
12/22 19:00 グリーンホール相模大野
12/23 18:00 大宮ソニックシティ
企画制作・キョ-ド- プロモーション
'95 Tour Booklet/All Color P22

Concert Review
13/Dec/95 At Osaka Festival Hall ★ 1995 12月13日 於:大阪フェスティバル・ホール


S席、1F B列 L7番 \7,500 新聞告知
巷に木枯らしが吹き始め、急に人恋しくなるこの季節、Bobbyがやってきます。もはやBobbyと言えば、冬の季語。89年に10年ぶりに行われた来日公演から毎年Bobbyに会えるのは、日本に生まれて良かったと思う瞬間であります。さて今回は新譜を携えての来日となるためマンネリぎみのステージを一気に解消してくれるだろうという期待で一杯。そんな待望のステージは個人的な予測通り<Walk On By>、思わずにんまり、、、この晩のスタイルは黒のスーツにシルキーな黒のシャツ、大きめの水玉模様のタイと、全身黒ずくめのシックないでたち。うーん渋い!バックのメンバーをチェック、先ずはど派手なドラミングのLand Richards、パーカスには元クラッキンのArno Lucas、ヴォーカルに同じく元クラッキンのLeslie Smith、ピアノはアルバム『Soul Survivor』にクレジットのあるMark McMillenなど94年とほぼ同じ面子、和気あいあいとしたファミリーのような雰囲気。続いては昨年のオープニング曲だった<Don't Lead Me On>を熱唱、そして<Fools Rush In>を本邦初公開。この曲はレーベル・メイトであるジャズ・クルセダーズのアルバムのなかでBobbyがパフォームしていたご機嫌なナンバー。実は94年の夏にBobbyにあてた手紙で『この曲をステージで聴かせてよっ』てリクエストしたので、期待はしていたのですが本当にセッリストに入ってるとはびっくりでした。まさかそれが要因とは思えないけど、この曲が聴けて大満足。またこの曲で見せたハードなギター・ソロは気迫充分、ギターリストとしての側面を垣間見せてくれるもの。前半のハイライト・シーンはやっぱ恒例のアンプラグド・セットでしょう。先ずは<Heart Of Mine>でしっとり聞かせ、思い入れたっぷりのギター・ソロを披露したあと、意表を突く涙ものの名曲<Sherry>でオールド・ファンを大いに刺激してくれました。(12月2日の東京公演では<Once Upon A Time><Real Things>と共にメドレーで披露されましたが、ツアー途中からアンプラグド曲は先の2曲のフルコーラスに変更)中盤では『Soul Survivor』からのシングルカット曲<Let It Be Me>。 この曲はエバリー・ブラザーズの名曲であり、最近(注:95年当時)『Bye Bye Love』の中でジャクソン・ブラウン&ティモシー・シュミットがカバーしていたのが記憶に新しいところですが、ここではまるでBobbyのオリジナルの様に聞こえるから不思議。後半は<Cry><All Or Nothing At All>のヒット曲に続いてはジャズ・セット3連発。<Stuck On You>でいきなり会場に降りてくるんだからオーディエンスは騒然!#大阪は熱狂的ファンが多いので危険?この晩、2列め通路側を陣取っていたので憧れのBobbyは真横。マイクを通さない歌声が聴けたのには感激しきり。いつもは客席で1曲だけしか歌わないのに<Beyond The Sea>もそこで歌い、客席の一番後ろまで怒涛の握手攻撃。『これってまるで杉 良やんけ〜』って聞こえてきそう、、、それに奇麗な女性ばかりに握手していたように感じたのは私だけでしょうか?ドラマティックなイントロの<Janet>はエンディング・ソング。熱いアンコールに応え,お待ちかねの<Come To Me>、続いて新曲?<Back In The Fire>で2時間のステージはおしまい。この夜はステージとオーディエンスが一体となったエキサイティングなもので、Bobbyに『ダイナマイト!!!』と言わしめたのだから、この夜の盛り上がり方は容易に想像して頂けるでしょう。この時も彼が類まれなメロディ−メーカーであり一級のエンターティナーである事を強く認識させられた夜となりました。

12月14日 松江公演
大阪公演の翌日、車を飛ばして島根県松江市へ...片道4時間、ステージを見たあとまた4時間かけて帰る強行スケジュール。前日の大阪の盛り上がりも凄かったけど、それを上回る熱気で会場はヒートアップしていました。
地元の新聞、山陰中央新報12月8日(金)にコンサート情報がこのように大きく掲載されました。
新聞告知
最近珍しいチケットS席 1F 16列 22番 \7,000
公演チラシ
Special Thanks To Sinobu & Youichi Hanabusa